パパ似
[2017.10.18]
喜多岡医院は 内科だけでなく小児科も診ています。
なので、ご家族でかかりつけている方が多くいらっしゃいます。
2歳過ぎのRちゃんは気管支がデリケートなのか、たびたび風邪をひいては咳が続くタイプの女の子です。
先日、パパが1人でいらっしゃいました。
咳が続いているとのこと
胸の音を聴いた先生
「Rちゃんはパパに似たんですね」
えっ❓ とパパ
「気管支が弱いところは、パパ似ですね」
パパは、驚いたような、一瞬嬉しいような、でもやっぱり困ったような微妙な表情をされました。
たいていの親御さんは
子供さんの良いところは自分に似ていて
アカンところはパートナーの方に似てる
と思いたいことでしょう(笑)
親から子供へ、色々な特徴が受け継がれる遺伝は、細胞内のDNAからできた遺伝子です。
子供は、パパとママの遺伝子を半分ずつ受け継いでいます。
親に似るのは、顔立ちやクセや性格だけじゃありません。
体質も譲り受けることがあります。
Rちゃんの咳が続きやすいのは、仕方がないのかもしれません
でも
パパやママも診察させてもらうことで
より適切な治療やアドバイスができます
内科と小児科、親子を診るからこそ、わかることもあるのです
家族で風邪うつしあわないように、早く治してくださいね
ニコッとされたパパの笑顔は
Rちゃんとそっくりでした