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AED〜あなたの手で救える命がある〜

[2017.11.06]

さて、これは何でしょう?

aed 日本光電 に対する画像結果

よく街角で見かけますよね

aed 日本光電 に対する画像結果

AED です

先日のブログ AED講習会 でもAEDについて少し触れました。

見かけるけど、ふだん使わないものなので「AEDって何なん?」と思う方も多いでしょう。

 

AED(エーイーディー/自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。(日本光電HPより)

倒れている傷病者に、意識がなく、ふだん通りの呼吸がない時にAEDを使用します。

 

心肺蘇生の手順(日本救急医学会HPより)

もし誰かが倒れるところを目撃したり、倒れているところを発見したら、自分自身の安全確認した上、肩を叩きながら大声で呼びかけ、反応があるか確認します。

反応がなければ「誰かきて!」と大声で応援を求め、119番通報を依頼し、AEDを持ってきてもらうようお願いをします。119番は、つないだままにしておくと、電話で指示してもらえます。

胸とお腹の動きを観察し、呼吸の確認をします。呼吸がないか、普段通りでなければ、呼吸停止と考えて直ちに胸骨圧迫を開始します。呼吸があれば気道確保を行います。

胸骨圧迫は絶え間なく続けます。他に代わってもらえる人がいる場合は、疲れる前に交代します。心肺蘇生は、救急隊に引き継ぐか、AEDの指示があるまで、あるいは倒れている人が動き出すまで続けます。

AEDが到着したらすぐにフタを開けます。

AEDは簡単3ステップ 音声ガイドに従って操作します。

1.フタを開けると 自動電源ON

1.フタを開けると自動電源ON 写真

フタを開けて自動で電源が入ります。機種によっては、電源を入れます。

2.電極パッドを胸に貼る

2.電極パッドを胸に貼る 写真

倒れている人の衣服を取り除き胸をはだけます。AEDのケース内のパッドのうち1枚を胸の右上に、もう1枚を左下に、素肌に直接貼ります。

3.ボタンを押して 電気ショック

「離れてください、心電図の解析中です」と音声メッセージとともに、AEDが自動的に解析します。

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電気ショックが必要な場合は「ショックが必要です」と音声があるので、倒れている人に周囲の人が触れていないことを確認して、ショックボタンを押します。

3.ボタンを押して電気ショック 写真

電気ショックの後は直ちに胸骨圧迫を再開します。AEDの指示に従い、約2分おきに心肺蘇生とAEDの手順を繰り返します。

AEDのパッドは救急隊が到着するまで貼ったままにしてください。また、AEDの電源も切らないでください。

AEDは、心室細動と心室性頻拍という不整脈の場合のみ、電気ショックが必要だと判断し、充電をします。それ以外の正常な心電図や、完全に心臓が止まっている心停止の場合には、充電をしない仕組みになっています。

もしAEDが「電気ショックは不要です」と指示したとしても、それは心臓が動いている、回復した、ではありません。倒れている人に反応がなかったら、必ず胸骨圧迫を行ってください!!

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日本光電のAED情報サイトでは、AEDの使い方を動画でご覧いただけます!

日本医師会救急蘇生法もご参照ください。

いざという時のために、知っておくこと、備えておくことが大切です

 

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